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함박웃슴가득 2010. 1. 16. 18:23

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堪忍袋(かんにんぶくろ)は我慢できる限界を示す例えで、布袋が背負っている袋ともいわれる。落語の演題となっている。以下に落語の演目について解説する。


原作者は、三井財閥の一族である劇作家・評論家の益田太郎冠者

主な演者として、東京の8代目桂文楽3代目三遊亭金馬5代目柳家小さん10代目柳家小三治などがいる。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


[編集] あらすじ

熊五郎夫婦は、今朝からずっと夫婦喧嘩を展開中。

出入り先のだんなが用事で来あわせ、隣にようすを聞くと、今朝からもう四度目という。

「お前さんがたな、喧嘩をしていてはお金もたまらんぞ。よく言うじゃないか、『笑う門には福来る』って。例えばな…」

昔、中国に何をいわれても怒らない男がいた。変に思った仲間が、彼を料理屋に呼び出して物凄い罵倒をしてみるが、男はなかなか怒らない。 そのうち、男は「ちょっと失礼」と言って帰ってしまった。

「さては、家で下男かなんかに八つ当たりをしているな?」

仲間が男の家に押しかけると、男はニコニコして出迎えてくれた。

「この人は、何かむしゃくしゃした事があると、家の大瓶にみんなぶちまけていたんだ。それから、あれは偉い人間だと評判になり、出世をしたそうだ」

喧嘩ばかりをしていては福も逃げる。瓶…は大げさだから、例えばおかみさんが袋を一つ縫って、それを堪忍袋とし、ひもが堪忍袋の緒とするんだ。
お互いに不満を袋にどなり込んで、ひもをしっかりしめておき、夫婦円満を図れ…と言う話。

感心した熊さんは、おかみさんに袋を作らせ早速…。

「亭主を亭主と思わないスベタアマーッ」

続いておかみさんが、「この助平野郎ゥーッ」…「この大福アマッ」「しみったれ野郎ッ」…。

物凄い喧嘩に聞こえる。見かねた隣人が仲裁にしにくるが、熊さんがケロっとしているのでびっくり。

「へー、そんなすごい袋があるの。俺にも貸して!」

袋に向かって「やい、このアマッ、亭主を何だと思ってやがるんだッ」

これが大評判となり、熊さんの家は門前市をなす大混雑。三日も経たない内に、袋は喧騒でいっぱいに…。

「どうする?」
「如何するって…。明日になったら、海にでも捨ててくるしかないだろ?」

これ以上吹き込んだら大爆発を起こしかねない。仕方がないので、戸締りをして寝たとたん…。

「開けろー!! コンチクショウ! 開けろ!! あけろ!! アケロ!!」

同じ長屋に住む、酒乱の六だ。仕方なく戸を開けると…。

「仕事の後輩が若いのに生意気で、オレの仕事にケチをつけやがるから、ポカポカ殴ったらみんなオレばかりを止めるので、こっちは殴られ放題だったんだ」

がまんがならねえから、どうでも堪忍袋にぶちまけさせろ!

「駄目だって、袋がいっぱいなんだよ」
「やかましい、貸せ!!」

袋の紐をぐっと引っ張ったから、中から喧嘩がいっぺんに飛び出してきた。

『ワンワンキャンキャン!! ドッカーン!! 馬鹿野郎、この野郎!! ワーワーキャーキャー○×■#ΛΠψ…!!』

[編集] バリエーション

この話の要といえば、なんと言ってもカタストロフィーである『喧嘩の放出』であろう。昔から、この落ちはさまざまな縁者によって工夫されてきた。

[編集] 原案

益田氏の原案では、袋が破れた途端に亭主が酔っ払いを張り倒し…。
「何をするんだ」
「堪忍袋の緒が切れた」

[編集] 三代目三遊亭金馬

「中の喧嘩がガヤガヤガヤガヤ」

[編集] 怒りは禁物です

七つの大罪』のなかにも、「憤怒」としてしっかりと登場としている怒り。
川柳にも以下のようなものがあり、人々に苦い笑いを提供している。

  • 堪忍五両思案は十両
  • 堪忍五両負けて三両

江戸時代には、「堪忍」は単なる処世術というよりも、功利的な意味合いで使われることが多かったようだ。

最終更新 2009年10月22日 (木) 14:56 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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